中共偽り認める JN.1変異株はすでに流行

中国での感染症の流行がピークに達した今、中国共産党(中共)当局は以前の声明を変更し、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の変異株が出現したことを認めました。

中国の住民
「今回の流行は非常に厳しいです。僕は土曜の夜に具合が悪くなり、熱が出て、ベッドで凍えて震えていました。2日半で2キロ痩せました」

中国での流行は早くも今年の8月から始まっており、子どもから大人まで、感染後の症状は非常に深刻です。今回の感染症状は、最初の症状より10倍も深刻だという人もいます。

現在、中国全土で死亡者数は増加の一途をたどっており、突然死する患者も多くいます。

株州村の住民、王さん
「主に咳をする者が多く、そして、子供が多いです。いくつかの学校は休暇に入りましたが、まだ授業をしている学校もあります。冬では、新型コロナウイルスは心血管疾患を誘発し、私たちの村では、秋に2人ほど急に倒れて、その後起き上がれなくなりました」

11月、世界保健機関(WHO)は中共に集団感染に関する情報提供を求めましたが、中共は中国に新しい病原体が存在することを否定し、代わりにマイコプラズマ肺炎やインフルエンザなどのウイルスだといい隠蔽しました。

しかし12月15日、中共国家疾病管理局は、11月に中国で変異株「JN.1型」が検出されたと発表しました。12月10日現在、7人の感染者が確認されていますが、この数字はほとんどすべての専門家から極めて不正確であるとみなされています。

また、中共国家生物情報センターのデータによれば、JN.1型変異株の発見は、実は10月11日の時点で上海で報告されていたといいます。しかし、この情報は最近まで公表されませんでした。最近、米国、英国、フランスなど多くの国でJN.1型変異株の有病率の増加が確認されていることから、これは明らかに意図的な責任転嫁と考えられます。

豪州在住の歴史学者、李元華氏
「現在、この変異株は40か国以上から確認されているため、中共が11月に入ってから確認されたと発表したのは、明らかにこの変異株は中共とは無関係で、『外部から持ち込まれたもの』だと責任転嫁しているのです」

時事評論家、唐靖遠氏
「中共は以前からこの新しい変異株の出現を発見していましたが、公表しませんでした。それがなぜ今になって公にしたのでしょうか?それはもう隠しきれなくなったからでしょう。そして、先ほども言ったように、感染者が国内に持ち込んだなど、公式発表で言ったように、責任を海外に転嫁し、国際社会に擦り付けようとしているのです」

「JN.1型」はオミクロンBA.2.86の変異株で、感染率が非常に高く、現在米国で最も急速に増殖しています。わずか1か月半の間に、米国で流行している割合は0.1%から15〜29%に急増しました。つまり、1か月余りの間に中国で7例しか検出されなかったということは、非常に考えにくいということです。

ウイルス学者たちは、この新しい変異株に十分注意するよう注意を喚起しています。

欧州ウイルス学及び伝染病専門家、董宇紅氏
「このウイルスの人間への影響は非常に懸念すべきものだと思います。皆さんもこのことを重視し、免疫力を高め、しっかり自分を守ってください。病気やさまざまな種類のストレス、あるいは毒素によって傷つけられた免疫力を修復し、体の免疫システムを再構築することに注意を払う必要があります」

 
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