神韻公演の後 著名作家「共産主義の恐怖」を語る

2024/02/02

1月31日の午後、神韻芸術団の東京、文京シビックホールでの公演は、ほぼ満席で大盛況でした。日本の著名な作家であり、中国問題専門家でもある河添惠子さんは、神韻の演技は群を抜いていると賞賛し、また公演中に演じられた共産主義による人々への迫害に深い共感を示しました。

作家・中国問題専門家の河添惠子さん
「とにかく他にないレベルで、全てが揃っていること、美しいこと、そして美しい心も感じるような踊りと、あと、孫悟空は本当に楽しくて、ひげをバーッと吹いたりとか、後ろ側の動画とその踊りがぴったり合っていて、あれは他に私もそんなにたくさん見たことはないんですけど、いろんなものを。感動しました。やはりアクロバティックな部分も、男性なりの素晴らしさと、女性の美しい感じとか、全て他にはないレベルだというふうに思います。非常に素晴らしい、美しい心からの気を感じて、そして本当にストイックで、心、体全てがきれいな人であるというのが伝わってきました」

作家であり、中国問題専門家でもある河添惠子さんは1986年に中国に留学し、帰国後、取材や執筆の仕事に従事し、十数冊の著書を出版しました。また。自分の会社を所有し、書籍を出版しています。河添さんはテレビ番組にも出演し、各メディアで中国問題についての分析や自身の見解を発信しています。

河添惠子さん
「私は北京にいまして、そして大連にも行ったことがあるので、非常によく分かっているんですが、そういうふうに、共産主義に従わない人たち、過去の中国的な文献を読んでいって、共産主義の今の意向と合わないものを読んでいる人は、あのような形で連行されてしまう。そういった状況というのは、私もよく分かっていましたし、あと文化大革命というのが1966年から10年くらいあって、その後にちょうど私は北京にいたので、中国共産党がいかに恐ろしいかというのは、よく分かっていました。ですので、その演目も、言葉としてはない中でも、多くの人に中国の状況というのは伝わったと思います」

セルフメディアを運営している栗山勉さん
「人も多いし音量がすごくて遠いところからでも聞こえて演奏家も素晴らしいんだなと思いました。楽器が、日本の楽器ではなく、中国の楽器とヨーヨーヨーと中国の楽器と混ざっていて、ああいう演奏は初めて聞いたのですごいなと思いました」

セルフメディアを運営している栗山勉さんは、神韻の舞台で中国の伝統文化と現代中国の現実を理解できてとてもよかったとしています。

栗山勉さん
「やっぱり中国のイメージが昔の王朝のイメージしかないのが、現代をちゃんと『おさらい』してくれているというのは良いなと思いました。よく現実がわかるというか、とても良いなと思いました。中国も同じように天から授かった文化ということをわかっていなくて、そういうことを皆さんに知ってもらうというのはとても良い企画だなと思うし。伝統文化は昔からのものですし、時の政権がなくしてはいけないものだと思うし、長く維持していかないといけないので、そこに価値があるし、日本もそうやって長く伝統文化を守っている国ですから、同じように中国も昔の伝統文化をもっとずっと存続していってほしいなと思います」