【教育】子どもの才能を最大限に伸ばす、マイホームのデザイン方法

自宅学習かどうかにかかわらず、子供は間違いなくほとんどの事を家の中で学んでいます。学びは学校に行っている時間だけの活動ではありません。実際に、多くの人が真の学びは規定された教育システムの外で行われると主張しています。

日々とても忙しいお母さんやお父さんでも、自宅で子供たちに提供する教育の価値を最大限に引き出すことができる方法です。

創造性のための空間や探求のための材料を与え、アイデアや好奇心を評価する環境を提供することで、子どもたちは生涯にわたって自分から進んで学ぶ事ができるようになります。

この提案は、あなたの家をすべて再設計し、高価な家具を購入する事に投資することを意味しているのでしょうか? デザイナーを雇うべきなのでしょうか? それとも建築家でしょうか?

決してそういったことではありません。教育に良い環境にするために自宅をほんの少し調整するだけでも、劇的な効果が望めるのです。あなたが持っているものを使って、学びという見方に焦点を当てるだけでいいのです。

どんな方の家でも簡単にできるアイデアをいくつか紹介します。

図書館

 かごをいくつか用意したり、床から天井まである棚、または部屋全体をつかって、家に図書館を設置します。あなたの持っている本の中から選んだり、家族みんなで楽しめる普段の活動として古本屋をのぞいてみましょう。

参考図書もいれて、フィクションやノンフィクションといった幅広い種類から選びましょう。家の図書館は、現在の子供の読書能力のレベルを完全に無視したものなので、今ある家の本のレベルを変えましょう。

本の質が良く、種類も豊富な事は素晴らしい図書館を家に作る時のキーポイントです。

画面

家の中ではテレビやパソコン、スマートフォンといった画面の使用と依存をできるだけ減らしましょう。ハイテク機器は中毒性が高く、幼児の学習に有害であることが証明されています。

確かに、「教育用アプリ」や学びたいスキルを教えてくれるYouTubeのビデオ、それから見る価値のあるオンライン学習コースなどもありますが、すべて慎重に使用する必要があります。

子供の画面時間を短縮したい場合は、ScreenFreeParenting.comをご覧ください。 こちらには、このテーマに焦点を当てた掲示板や資料など、取り組むうえで励みになるものが豊富にあります。

実際の本を読んだり、紙にペンで書いたり、手で何かを作ったり、向かい合って遊んだりする事に勝るものはありません。液晶画面は必要ないのです。

おもちゃ

おもちゃはしっかりと考えて選びましょう。お子さんの年齢に関係なく、家に置くおもちゃを選ぶ前にお子さんがどんな風におもちゃで遊んでいるのかよく見てみましょう。能動的でしょうか?受動的でしょうか?例えば、シンプルな木のブロックでは能動的な遊び方が求められます。独創性や創造性を引き出し、遊ぶなかで自然と指先を使う事もできます。

しかし、多くの子供は、光るおもちゃや、うるさい音の出るもの、本の読み聞かせ、あるいはボタンを押すのに反応するおもちゃで遊んでいるものがほとんどです。創造性、創意工夫、思考、そして確実に学習する機会が少なくなります。 こういったおもちゃは、教育的価値の低いと言えるでしょう。

ツール

 子供たちは創造し探検するのが大好きです。 彼らがそれに必要とするスペースとツールを提供することで、自宅で創造性や探求心を促すことができます。

子供が作業するためにスペースを提供できるか、ダイニングテーブルが散らかるのに対処できるかということではなく、重要なポイントは子供の作業の妨げとなるものを取り除くことです。

クレヨンやマーカー、鉛筆、絵の具などに合わせた、いろいろな種類の紙を用意したり、アイスの棒、粘土、のり、はさみ、定規、シール、他にも子供の創造性を助けるような材料を用意しましょう。

リサイクルの材料を容器につめて、準備したスペースに置いておくと、いつでも創造性を育む素晴らしいツールを子供に与える事ができます。トイレットペーパーの芯や、コーンフレークの箱、ペットボトル、おもちゃの空箱なども創造性をかきたてるでしょう。

また、実験したり、探求するモチベーションも育みます。地図や、地球儀、単語カード、そろばん、顕微鏡、望遠鏡なども役に立つでしょう。

感性

感性を育むためにはどんなものが役立つでしょうか?最高のクラシックを聴くことや、素晴らしい芸術家の傑作を鑑賞したり、家で作った料理の香りを楽しんだり、小さな子供でも安全に使えるものに触れてみたり、子供の話しをよく聞くのは子供の感性にとてもいい影響を与えるでしょう。

変化するディスプレイ

さらに楽しく、子供の興味を引くために、棚や、テーブル、バスケットなどあまり配置を変えない場所を決めて、定期的にその場所のディスプレイを変えましょう。ある日は地球儀や、地図帳、地理の本、世界のパズルを置いたり、またある時は、おとぎ話のコレクションや、キャラクターのパペットぬいぐるみ、衣装などです。簡単なテーマでディスプレイできるものなら何でも構いません。置いてあるものを子供達自身に見つけさせ、好きなように関わらせてあげましょう。定期的に変わるディスプレイに子供が喜ぶ姿や、置いているものを楽しんだり、新しいアイデアが子供の心に芽生えるのを観察してみましょう。

 

 
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