【動画ニュース】米高官「中国共産党は世界の寄生虫」

米中貿易戦争はいまなお続いており、トランプ大統領は7日、2,670億ドルの中国製品に対し追加関税を課す用意があることを明らかにしました。これと同時に、ホワイトハウス国家通商会議ディレクターのナヴァロ氏は、中国による知的財産権の侵害を非難しました。

ホワイトハウス国家通商会議ディレクター ピーター・ナヴァロ氏

「中国の問題は、構造上 彼らは世界の寄生虫であり、経済成長のために行った全ては、他人の利益の犠牲を代償にしている」

ホワイトハウス国家通商会議ディレクターのナヴァロ氏は、中国共産党は世界経済の寄生虫だと痛烈に批判しました。

中国による商標や著作権などの侵害を監視する民間団体「米国知的財産権侵害委員会」のデータによると、模造品や海賊版、商業機密の窃盗などの知的財産権侵害の行為は、アメリカ経済に毎年6,000億ドルの損失をもたらし、うち87%が中国製だといいます。

ホワイトハウス国家通商会議ディレクター ピーター・ナヴァロ氏

「中国共産党が引き続き知的財産権を盗むことで成長を続けたいのならやめる事はないでしょう。彼らの経済成長の源だから。我々は中国と公平な関係を築きたいが、まだ実現できていない」

ブルームバーグ社によると、トランプ大統領はネットハッキングによってアメリカの知的財産権を盗む中国企業に対する制裁を考えています。アメリカはこれらの企業に対し、資産の凍結や没収、アメリカ企業との取引禁止などの制裁を発動することが可能になります。

 
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