米ロスの中国資本食肉加工工場でクラスター発生=153人が中共ウイルス感染

5月23日、ロサンゼルス公衆衛生局は、中国資本の食肉処理企業「スミスフィールド・フーズ」のロサンゼルスの豚肉加工工場で中共ウイルスのクラスター感染が発生したと発表しました。 この工場では合わせて従業員153人の感染が確認されています。

現地時間5月23日、ロサンゼルスのバーノンにあるファーマー・ジョンの豚肉加工工場で、新たに従業員116人の感染が確認されました。

ロサンゼルス当局によると、この工場では毎日数百頭の食用豚を処理しており、1,837人の従業員のうち、153人の感染が確認されました。ロサンゼルス地区の非居住区で発生した最大の集団感染事件となりました。

データによると、ファーマー・ジョンブランドは、ソーセージやハム、ベーコン、ホットドッグなどの豚肉製品を販売しています。 親会社のスミスフィールド・フーズは、2013年に中国系企業である万洲国際グループに71億ドルで買収されました。

万洲国際は中国最大の肉および食品加工企業で、傘下には「双滙」(そうかい)や「スミスフィールド」などのブランドがあります。

実際、ファーマー・ジョン豚肉加工場では、早くも4月中旬に中共ウイルスの感染が発生し、周辺の他の肉加工場9社でも5人から24人の感染が確認されました。

今回の集団感染発生後、工場側は感染拡大を抑制するために、体温の測定や個人の防護を強化するなどの対策をとっていると発表しました。一方、工場の労働組合は1300人の従業員を代表して、工場の生産停止を求めました。

労働組合によると、親会社のスミスフィールド・フーズが感染を直ちに公表しなかったため、動労組合は従業員への保護措置を提案することもできず、工場の生産停止と徹底的な消毒を求めることしかできなかったといいます。

また、この工場で生産されたソーセージやハムなどの肉製品に中共ウイルスが付着しているかどうかについて、工場側は米国食品医薬品局(FDA)によると、肉製品などの食品による感染はないと回答しています。

 
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