中国経済の低迷が続く中、大量の企業が倒産しています。海外在住の中国人学者が実施したネット調査では、過半数のユーザーが「中国共産党(中共)政権は3年以内に崩壊する」と予測しました。詳細を見てみましょう。
海外在住の学者である呉祚来氏は、11月25日にXでオンライン調査を公開し、現在の中共社会は危機的状況ですが、この中共政権の崩壊時期を予測するようネットユーザーに呼びかけました。現在までに2千人以上が投票し、その55%が「中共政権は3年以内に崩壊します」と予測しています。
時事評論員 唐靖遠氏
「中共が3年以内に崩壊する可能性があるという意見には一定の根拠があると考えます。それが実現する可能性も否定できません。1989年の天安門事件後、学生に対する大規模な弾圧を経て、中共の政治的正当性はすでに完全に破綻しているのです」
ベテランメディア関係者の唐浩氏は、中共が一時的に経済を支えるために依存している対外輸出が、来年にはトランプ政権の関税障壁に直面し、さらには最恵国待遇を取り消される可能性があると指摘しています。経済の崩壊が中共内部の分裂を加速させ、中共を崩壊させる最後の一押しとなる可能性が高いと述べています。
ベテランメディア関係者 唐浩氏
「中共は過去、報復措置として米国産大豆に追加関税を課してきましたが、現在では中国(共産党)が輸入する大豆のうち米国産はわずか24%にとどまっています。また、中国の電動車市場は国内企業によって寡占状態にあり、米国の自動車メーカーが占めるシェアは限定的です。そのため、中共には米国に対抗するための大きな切り札がないと言えます」
唐靖遠氏
「中共内部では、今後の政治路線をどのように進めるべきかについて、非常に明確な分裂が生じています。この分裂が今後さらに深まり、中共は崩壊の道を辿るでしょう」
分析によると、中共は暴力と虚偽によって統治を維持しています。しかし、もし米国やその同盟国が中共に対する圧力を継続的に強め、さらには中共のインターネット検閲システムを解体する支援を行い、より多くの中国人が中共の邪悪な本質を理解できれば、中共政権は跡形もなく崩壊する可能性があるとされています。
唐靖遠氏
「現在公表されているトランプ氏の(内閣)リストは、ほぼ全員が対中共政策で特に強硬なタカ派で構成されています。これは、トランプ政権が再び発足した場合、政治、経済、外交、さらには軍事分野において、全面的で非常に強硬な封じ込め政策を取る可能性が高いことを示しています」