米国政府の公式統計によると、昨年だけで約3万件の犯罪が発生しています。米国のトランプ大統領はワシントンの治安を改善するために軍隊を派遣しました。その結果、統計上では効果が出ていますが、実際にはその一つ一つの事件の背後に恐ろしい出来事が隠されています。新唐人テレビのワシントン駐在記者・陶明さんも「銃を使った強盗」に遭遇したことがあり、その恐怖の一幕を語っています。
新唐人テレビ記者 スティーブ・ランス
「陶明さん、ようこそ。あなたの実体験について教えてください」
新唐人テレビ・ホワイトハウス駐在記者 陶明
「はい。2年以上前、私はウォーターフロント付近、造船所と海軍基地の間に住んでいました。そこは危険ではないと言われていました。しかしある土曜日の朝8時半、アパートを出たばかりのとき、突然若い男が近づいてきました。男は黒いスキー用マスクを着け、目だけ出していて、銃を私の顔に突きつけて『携帯をよこせ』と言ったのです。また、私の上着から携帯を奪い、さらに財布・ノートパソコン・携帯のパスワードも要求しました。もちろん私は何も渡しませんでした。すると彼はピストルで私の顔と頬を殴り、そのまま逃げ去りました」
「残念ながら、この2年半の間、ワシントン警察から一度も返答をもらっていません。事件がどう処理されたのかも不明です。男は私の隣のアパートに逃げ込んだため、私は余計心配になりました。正直に言えば、この2年半、私はワシントン市内を歩くたびに昼夜を問わず安全を感じられませんでした。その恐怖は心に根付いていて、多くの人とその話を共有してきました」
スティーブ・ランス
「とても残念で恐ろしいことですね。あの事件のことは覚えています。真っ昼間に銃を突きつけられ、銃で顔を殴られた時、どう感じましたか」
陶明
「現在は、国民警備隊の兵士や軍用トラックがユニオン駅外に配置されているのを見ると、確かに安全を感じます。正直、以前はユニオン駅近くを通るたびにホームレスを見るだけで不安になっていました。誰かが突然近づいてきて銃で脅してくるかも分からないので。少なくとも私自身はそうでした」
「統計上でも改善していることがみられます。ワシントン警察組合によると、約2週間前からトランプ大統領が治安対策を始めて以降、強盗は46%減、車強盗は83%減、暴力犯罪も22%減少したそうです。もちろん、今後もこの傾向が持続するかはまだ分かりませんが、少なくとも私のように実体験した人間にとっては、たとえ事件が一つ減っただけでも大きな成果だと感じています」
スティーブ・ランス
「最近あなたはコラム記事も発表して、体験を詳しく書いていますね。今話したように、現実の影響が大きかったということですが、それが記事を書こうと思った主な理由ですか?」
陶明
「もちろんです。もう何年も前のことで、友人には話しましたが、正式に公にしたことはありませんでした。でも今こうして色々な変化が起き、人々が議論し、特に統計に関して論争するのを見て、やはり自分の体験を語るべきだと感じました。もちろん統計の正確さやワシントン住民全員が米国政府のやり方に納得しているわけではありません。でも私自身が体験した出来事を通して、統計の裏にワシントン住民がいること、多くの人が同じ経験をしている可能性があることを知ってほしいと思っています」
スティーブ・ランス
「陶明記者、ご無事で本当によかったです。貴重なお話をありがとうございました」



