トランプ大統領がハリケーン「ローラ」の被災地を視察

8月27日、米メキシコ湾沿岸は歴史上最強のハリケーン「ローラ」に襲われました。トランプ大統領は29日、ルイジアナ州とテキサス州の被害を受けた地域を視察しました。

トランプ大統領は8月29日、ハリケーン「ローラ」の被害を受けたルイジアナ州とテキサス州を訪問しました。トランプ大統領は初めに、ケイジャン海難救助隊の緊急物資を収容するルイジアナ州の倉庫に立ち寄りました。「ケイジャン」は、民間ボートオーナーのボランティアグループで、ルイジアナ州とその周辺地域で捜索救助活動を支援しています。

8月27日、巨大ハリケーン「ローラ」がルイジアナ州とテキサス州を襲いました。上陸時の風速は時速約240kmに達し、建物が破壊され、樹木が吹き飛ばされ、65万人が停電の影響を受けました。カテゴリー4の大型ハリケーンにより少なくとも15人が死亡しましたが、幸いなことに、「ローラ」によって引き起こされた嵐や洪水による被害は、予想よりもはるかに少なくおさまりました。

トランプ大統領は、ハリケーンの被害が最も大きかった地域の一つ、ルイジアナ州チャールズ湖を視察し、地元政府関係者から現地での災害報告を受けました。

トランプ大統領
「皆さん、本当にありがとう。 ルイジアナ州の偉大な人々を応援しに来ました。 私にとっては素晴らしい州で、ここの人々が大好きだ」

また、トランプ大統領は近年のルイジアナ州を襲ったハリケーンの中で「ローラ」が最も強力なハリケーンであると述べました。

トランプ大統領
「これは巨大な嵐で、実際にはハリケーン「カトリーナ」よりもさらに大きな規模で上陸し、その被害の大きさから見ても象徴的な存在と言える。 しかし、これはさらに強かった」

2005年にルイジアナ州を襲った「カトリーナ」は、カテゴリー3のハリケーンでした。

その後、トランプ大統領はテキサス州で最も被害が大きかったオレンジ市を訪れ、緊急オペレーションセンターを訪問し、現地政府関係者と面会しました。

嵐の後、被災地では片付け作業が始まりましたが、数十万人が停電と停水に見舞われ、数週間続く可能性があるとのことです。

 
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