選挙ウォッチャー歴20年の弁護士「恐ろしい!こんなことは初めてみた」(吹き替え版)

みなさん、こんにちは。私はハオイーボーです。アメリカ大統領選挙の最新の展開を見てみましょう。
 
デーブ・イヴァンス/弁護士
私はトランプ大統領のために弁護士のボランティアをしています。彼らの指定する派遣先にボランティアとして赴きます。私はミシガン州デトロイト市に派遣されました。選挙のモニタリングのために、全国から約50人の弁護士が集まりました。
 
われわれはデトロイト市のウェイン郡の複数の投票所に投票ウォッチャーとして配置されました。選挙の中で人々は2つの役割を担います。一つは「チャレンジャー」と呼ばれる政党が指定した選挙監視員で、票集計を監視し、違法票への指摘、投票者の資格に異議を唱えることなどができるます。このチャレンジャーはある程度の権限を持っていますが、ミシガン州の登録有権者でなければなりません。
 
一方、われわれは「ウォッチャー」というもので、公共エリアや投票所のすべての場所にて状況を観察することができます。但し、われわれは有権者と言葉を交わすことはできません。私はウォッチャーとして4〜5か所に行きました。1か所を除き、他の投票所では民主党の人間が違法な行動をしていました。最もひどかったのはコボホール(TCFセンター)です。そこにある非常に広い部屋の中で、地域全体分の票集計が行われます。チャレンジャーはその部屋に入り、開票作業員を監視する権利があり、投票の違法性を指摘することができます。
 
私は夜にそこに連れて行かれましたが、警察が入り口を塞いでいました。しかし彼らは普通の警察官とは違う感じがしました。統一した制服ではなく、警察のバッジを付けていない者もいれば、長髪の者もいて、われわれが普段接している警察ではありません。彼らはチャレンジャーの入場を阻止しました。ある人がこのことを私に言ってくれたので、私は警官の一人に、部屋にいる責任者との交流を依頼しましたが、約1時間を待っても誰も出てきませんでした。また、中から人が出てきても、われわれとは話さないし、中に入ることも許してくれませんでした。
 
その後、彼らは大きなダンボールを窓に貼り付け、外にいるわれわれが中が見えないようにしました。私の宣誓供述書には、警官たち、チャレンジャーたち、窓に貼り付けられたダンボールなどの写真を添付しています。もう一度言いますが、彼らが部屋の中の様子を私たちに見せたくないことは明らかでした。しかし、チャレンジャーは法律に基づいて現場に立ち入る権利のあるにもかかわらず、入場を拒否されました。私は彼らに入場を求めましたが、入れてもらえませんでした。
 
他にもあります。ある投票所では車の中で投票させていました。これは尋常ではありません。人々は大型駐車場にあるテントに導引されましたが、テントの中には選挙関係者ではないと思われる人たちが大勢いました。彼らは近所の住民のように見えました。ある若い女性が有権者たちから情報を受け取り、投票所から投票用紙を持ち出し、運転免許証と一緒に有権者たちに渡しました。しかし、ここが問題です。
 
投票用紙は他人ではなく有権者本人に渡すべきものです。例えば、車から降りられない体の不自由な人がいた場合のみそうすることができ、しかも、両党の選挙関係者が全過程を監視する中で、車の中の有権者が本人であることを確認し、はじめて投票用紙を渡すことができます。そうでなければ、他人の免許証を利用して投票用紙を入手することができてしまいます。
 
他の2か所では、民主党のチャレンジャーが有権者たちと談笑したり、投票を手伝ったりしていました。これも違法行為です。選挙監視員は有権者と言葉を交わすことも投票の手伝いも許されないのです。しかし、彼らは明らかに有権者と会話をしたり、指示したりし、投票をアシストしていました。繰り返しますが、これらのことは違法行為です。選挙関係者のみできるのです。
 
投票所のほかに、各地に投票箱が設置されていますが、「票狩り」という、違法な投票ができてしまう場所があります。つまり、死んだ人の名前を利用して、10〜20通も箱に投入するのです。夜中なので誰も見ないだろうし、昼でさえも監視する人は誰もいません。これが一つで、もう一つの問題です。われわれは、収集作業員が投票箱から当日の票を収集袋に入れた後に鍵をかけなかったことを目にしました。法律上では「管理の連鎖」といいますが、これによって、票の収集から開票するまでのプロセスを記録することができます。

しかし、われわれは2度も確認しましたが、その収集袋には鍵が掛かっていませんでした。袋はそのまま警官に渡され、車と共にそこを去りました。このようなことはいたるところに存在し、最初から処理過程がずさんで、法律に違反しています。また、票集計センターで目撃したことは、非常に不安を感じるものでした。合法的に立ち入りできる選挙監視員は何も見えず、何が起きているのかも分かりませんでした。

私は同じ票集計センターの中にいた方の宣誓供述書を読みましたが、その中は制御不能な状態だったといいます。人々は票を偽造し、期日後に到着した投票用紙の到着日を改ざんしていたのです。また、夜中に搬送されてきた大量の票もあり、どこからきたのかは誰も分かりません。全てのプロセスにがっかりです。アメリカ国民として、過去20年間多くの選挙をモニタリングしてきましたが、このようなことを見たことがありません。本当に恐ろしいです。

ですので、私はトランプ大統領が絶対的に正しいと思っています。つまり、これらのことを調査すべきです。違法者が起訴されるべきで、正確な得票数を確認するために、再集計をするべきです。

記者:あなたは過去にも経験があったとのことですが、簡単にご紹介いただけますか?

ニュージャージー州では多くの選挙をモニタリングしましたし、フィラデルフィアでもやりました。基本的には、皆さんは非常に協力的で、われわれの役割を理解し、その場所にいる理由も分かっていますし、われわれを困らせることはしませんでした。われわれは各投票所を自由に出入りし、いろんな場所をも見せてもらえました。われわれは難しいことに遭遇したことはありませんでした。たまに、投票所の前で選挙の宣伝チラシを配布する者がおり、これはやってはいけないことですが、彼らは選挙関係者ではなく、民主党側の人です。その場合、われわれは彼らに入り口から100フィートを離れた場所でなければ配布してはならないと告げます。

しかし、私は一度も選挙関係者とトラブルになったことはないし、私の視線を遮る者はいませんでしたし、皆さんはわれわれのことを理解しており、われわれは質問をする権利があります。選挙関係者が場内が見えないように物でわれわれの視線を遮ったり、票監視過程を干渉するのを実際に見たのは今回が初めてです。

先日、私はパートナーと一緒に弁護士立会いの下、全てのことを精査し、確認したうえ、宣誓供述書を作成しました。これによって、私が嘘をついたりすると、弁護士資格が剥奪されるリスクがあります。私は自分の職業を失う危険を冒すつもりはありません。よって、供述書に書かれた全てのことは私が実際に見たことです。

公平な選挙の重要性とは、政府がわれわれ国民の意思を代表していることを信じたいからです。アメリカでは、国民が政府をコントロールしています。投票詐欺になれば、国民ではなく他の人が投票をコントロールしていることになり、最終的に政府をコントロールすることになります。そうなると非常に大きな分裂が生じてしまいます。東ヨーロッパが良い例です。人々が選挙結果に不服し、内戦まで引き起こす可能性があります。

したがって、選挙過程における全てのことが正確に行われることを確保し、全ての人はこの体制内での役割を果たさなければなりません。プロセスの中で出会った間違いを指摘することも含まれます。民主党側の人たちにも同じことをして欲しいのです。正しくないことを見つけたら、それを指摘し、直すべきです。誰もが公平な選挙を望んでいるのです。

 
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