最高裁がテキサス州の訴訟を却下 弁護士「左派が弁護士を脅している」

米国の大統領選挙で行われた不正を追及中のリン・ウッド弁護士は17日、米連邦最高裁判所のジョン・ロバーツ首席判事が不正選挙に関する訴訟を受理しなかった理由について連続でツイートしました。また元ウィスコンシン州判事のトルピス氏は16日の上院議会で、多くの弁護士が左派から脅迫を受け、立ちあがれない状況を悲しく感じていると述べました。

米国東部時間の17日、リン・ウッド弁護士はツイッターに「腐敗とペテンは我が国の最も権威ある機関である最高裁判所の首席判事にまで達している。今日は我が国にとって悲しむべき一日だが、目覚めて真実を知る日でもある」と投稿しました。

リン・ウッド弁護士は合計3回のツイートを通じて、ロバーツ首席判事は最高裁判所の中の腐敗勢力であり、トランプ米大統領の再選に有利な選挙訴訟を阻止したと発信しました。

リン・ウッド弁護士は「これは恐らく、私の生涯の中で最も重要なツイートだ。ロバーツ首席判事は腐敗している。直ちに辞職すべきだ。ブレア判事も直ちに辞任すべきだ。彼らは『反トランプ』であり、トランプの再選の真実を人々に知らせないよう懸命になっている」とも記しています。

テキサス州の第32選挙区議員のマット・パトリック氏は14日の討論会で、四つのスイング・ステートで起きた選挙に絡む憲法違反をテキサス州が告発したにも関わらず、ブレア判事がその訴訟を退けたのは正しい行いへの恐れがあるからで、最高裁判所は正誤を判断する最後の仲裁者だが、彼らは彼らの職責を果たしていないと指摘しています。同氏は討論会の中で、ある最高裁判所職員の証言を取り上げています。

テキサス州第32選挙区議員のマット・パトリック氏
「我々がテキサス州の訴訟を起こした時、彼(最高裁判所職員)は、ブレア判事とその他のリベラル派の判事がその訴訟を絶対に受理するなと怒鳴っている声を壁越しに聞いたと言った。サミュエル・アリート判事とトーマス判事がブッシュとゴアのケースを挙げると、ロバーツは、その事件を放棄してはいない、その話は聞きたくないと言った。当時、暴動は起きなかった」

16日の上院聴講会で、トランプ選挙チームのトルピス弁護士は、米国の多くの弁護士事務所が脅迫されているため、多くの弁護士がトランプ大統領の訴訟を受けるのを躊躇しており、これについて怒りと悲しみを感じていると述べました。

トランプ大統領選挙チームのトルピス弁護士
「左派によって作られた環境が弁護士を脅しているため、彼らはここに来られない。我々は弁護士が脅迫されているのと同じように、左派が裁判所システムを強く脅していることも認めなければならない。これは非常に悲しむべき状況だ」

 
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