旧正月期間、中国各地で龍舞や獅子舞などの伝統的な祝賀イベントが行われましたが、当局により禁止され、住民の不満を招き、多くの地域で警察と市民の対立が発生しました。
XなどのSNSプラットフォームでは、旧正月期間中に複数の警察と市民の対立の映像が拡散されました。2月10日、江西省南昌市新建区の劉湖鎮で村民たちが龍舞の祝賀イベントを組織しましたが、地元政府により阻止されました。多くの警察が道路を封鎖し、龍舞隊の進路を遮る形となり、警察と村民の間で長時間の対立が発生しました。
同日、南昌市新建区の鄧氏宗祠で行われた祖先を祀る祭祀イベントも、当局によって「安定維持」の名目で妨害されました。現場には防護盾を持った複数の警察官と特警部隊が配置されていました。
また、広東省湛江市徐聞県では、正月13日に「遊神」を行う伝統がありますが、この日に予定されていた公式に承認された祝賀行事が、当局によって突如中止されました。当局は大勢の警察を動員し、行列に参加していた人々を強制的に追い払いました。
中国共産党(中共)が市民の伝統的な旧正月祝賀イベントを阻止したことについて、ネットユーザーの間で議論が巻き起こっています。あるユーザーは「今の共産党は震え上がっています」とコメントし、別のユーザーは「共産党は今や人々が集まることを最も恐れています!自分たちが多くの悪事を働いたことを理解しているから、いつも緊張を緩められないのです」と批判しました。
米国在住の時事評論家 邢天行氏
「中共は広東省や江西省の一部地域で、中国の旧正月に行われる伝統的な活動を弾圧し始めました。いくつかの事象を見てみると、その主な理由は、これらの地域に多くの民間伝統が残されていることにあると私は考えます。これらの伝統こそ、中共が恐れているものであり、中共は一貫して中国の民間信仰や神々への信仰、祖先祭祀などを根絶しようとしているのです」
現在、「旧正月(中国人の伝統的な新年を祝う社会実践)」はユネスコの無形文化遺産リストに登録されています。2025年の伝統的な旧正月期間中、中国各地では観光客を誘致するために、廟会、獅子舞、龍舞などの伝統的な年中行事が開催されました。しかし、中国の一部地域では、こうした伝統的な祝賀イベントが禁止されています。
米国在住の時事評論家の邢天行氏は、中共は無神論を宣伝し、中国民間のこれら伝統文化を根絶しようとしているといいます。特に広東省潮汕地域の住民は、宗祠や祖先祭祀、遊神祈福(神々の巡行を模倣した伝統的な民俗行事)といった伝統を非常に重んじており、こうしたことが警察と市民の対立を引き起こしていると述べました。
邢天行氏
「中国国民は新年を祝うことも満足にできません。これはまさに中共の悪政が、国民の生活にどれほど深刻な害を与えているかを如実に物語っています」




