反伝統の中国映画『ナタ2』中共による党文化輸出の危害

最近、世界各国で上映されている中国で制作されたアニメ映画『ナタ2(哪吒之魔童閙海)』が、中国共産党(中共)の国内外向けの大々的なプロモーションのもと、興行収入ランキングで首位に立っています。現時点で興行収入は100億元(約2100億円)を突破し、中国映画の歴代興行収入ランキングでトップに躍り出ました。しかし、中共が同映画を喧伝する一方で、多くの中国人ブロガーは冷静な視点で考察し、「この映画には問題がある」と率直に指摘しています。海外の専門家からも、中共の党文化の輸出がもたらす危険性について警鐘が鳴らされています。

哪吒は古代中国の神話に登場する人物で、勇敢さと善良さの象徴とされています。しかし、映画『ナタ2』では、哪吒は「魔童」として描かれ、下品で粗暴な行動が付け加えられています。さらに、嫉妬深く醜悪な悪役である申公豹が、正義の英雄であり指導者として描かれる一方で、本来は祥和で気高い「無量仙翁」が、弱者を踏みにじり、非道な行為を繰り返す元凶として描かれています。

多くのネットユーザーが「この映画は有害だ」などと指摘し、「まさに文化の歪曲と変異の典型だ」と批判しています。

また、中国本土の多くのブロガーも、映画が伝統文化の枠組みを破壊し、国民の認識を歪めていると指摘しています。さらに、中共が『ナタ2』を全面的に擁護するとともに、批判する者はネット上で攻撃されると訴える声も上がっています。

業界関係者によると、中共は党文化を海外に輸出するために、中国の映像業界を一つの道具としており、『ナタ2』はその典型的な例だと指摘しています。

中国本土の映画プロデューサー 石宇歌氏
「全体の価値観がまるで合わないのに、米国人が信じるはずがありません。でもそれは問題ではないのです。彼らが最も重視しているのは、海外にいる華人をどのようにコントロールするか、それが彼らの任務なのです」

『ナタ2』には、中国の伝統文化に反する内容が大量に含まれているだけでなく、複数の要素が米国を皮肉るものとなっており、米国に対する文化的な超限戦を仕掛けていると指摘されています。専門家らは、中共による精神的洗脳に警戒するよう呼びかけています。

中国人権派弁護士 呉紹平氏
「この作品には中国の伝統文化を歪曲する要素が見られます。作品全体のテーマや趣旨は、中共による無神論の宣伝に寄与しています。例えば、主人公が『我命由我不由天(私の運命は天ではなく自分が決める)』と言う場面がありますが、これは無神論的な思想や反宗教的なメッセージを含んでいます」

 
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