CPACのトリ飾る演説 トランプ政権発足30日で伝統的価値観が急速に回帰

米国保守派政治行動会議(CPAC)が開催され、この数日間にわたるイベントには多くの大物ゲストが集結しました。22日には、トランプ米大統領が登場し演説を行い、イベントのハイライトとなりました。その様子をお伝えします。

当日、会場は熱気に包まれ、拍手と歓声の中でトランプ氏が最後に登壇し演説を行いました。トランプ氏はまず、CPACとその主催者を称賛し、会場に集まった支持者に感謝の意を示しました。また、アルゼンチンのミレイ大統領をはじめとする多くの海外からの友人が会場に駆けつけたことにも言及しました。

トランプ大統領
「ようこそ、国家の首都へ。我々の運動は力強く発展し、戦い、勝利し、これまでにないほどワシントンを掌握してい
ます」

トランプ氏
「詐欺師、ペテン師、不正を働く者、グローバリスト、そして『ディープステート』の官僚たちはワシントンから追放されつつあり、不法移民の犯罪者は送還されてい
ます。我々は『腐敗の沼』を一掃し、国民のための、国民による政府を取り戻しています」

トランプ氏は、国境問題の責任者トム・ホーマン氏や国土安全保障長官クリスティ・ノーム氏のチームの尽力により、米国の国境が守られていると述べました。

トランプ氏
「我々は就任初日に南部国境で非常事態を宣言
しました。長年にわたり、政治家たちは外国の国境を守るために我々の軍隊を動員してきましたが、自国を無防備で無力なまま放置してきました。そこで、我々は軍を展開しました」

トランプ氏は、就任以来、自身のチームが達成してきた成果を振り返りました。大統領就任後すぐに米国国際開発庁(USAID)を廃止し、政府のスリム化を進め、連邦政府内で大規模な人員削減を実施しました。これにより、民主党は大きな衝撃を受けました。

トランプ氏
「私は、その主な理由の一つは、我々が保守的だからでも、何か特別な存在だからでも
ありません。我々は“常識”の政党なのです。これは常識の問題です、そうでしょう?」

「この1か月間で、戦士、愛国者、先見の明を持つ者たちからなる精鋭チームを確立し、『アメリカファースト』の議題を実行に移してきました」

22日の早い時間帯、トランプ氏はSNS上で投稿し、イーロン・マスク氏と同氏が率いる「政府効率化省(DOGE)」による連邦機関のスリム化への取り組みを改めて強く支持すると表明しました。さらに、マスク氏は「もっと大胆にやれるはずだ!」と付け加えました。

当日のCPACに出席した著名な人物には、連邦下院議員ハリエット・ヘイグマン氏(ワイオミング州)、アーカンソー州知事サラ・ハッカビー・サンダース氏、大統領次席補佐官スティーブン・ミラー氏、内務長官ダグ・バーガム氏、トランプ氏が指名した国連大使エリス・ステファニク氏、アルゼンチン大統領ハビエル・ミレイ氏らがいます。また、イタリアのメローニ首相はオンライン上で出席し、演説を行いました。

 
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