ハッカーが中共公式サイトに侵入 『五大売国奴』を暴露

最近、匿名のハッカー組織が中国共産党(中共)の公式サイトに侵入し、同党に飼い慣らされているとされる5人の「売国奴」の身元情報を公開し、世論の注目を集めています。

3月28日、ハッカー集団「アノニマス64」と名乗るグループが声明を発表し、自分たちは「中共国家安全部」の名義を使って、中共の複数のウェブサイトに侵入したと明らかにしました。そして、「中共国家安全部の重大発表」として、中共に飼い慣らされているとする5人の「売国の奸賊」の名前を公表しました。

公表された5人は、中共中央宣伝部部長の李書磊、公安部部長の王小洪、国家発展改革委員会主任の鄭柵潔、副総理の何立峰、外交部部長の王毅です。声明では、彼らの身元情報や罪状も列記されており、最終的な結末は「行き着く先は破滅のみ」であると厳しく指弾しています。

3人の身元情報の下には、「共産党を打倒し、『新中国』を再建せよ」というスローガンも添えられていました。

豪州在住の歴史学者 李元華氏
 「ハッカーらは自らの技術を通じて中共の暴政に反対し、中国の一般市民や大陸の人々に真実を見せようとしているのだと思います。あるいは、彼らのこうした行動によって、中共の統治体制の安全を脅かしているとも言えるでしょう。中共は非常に神経質になっているはずです。なぜなら、これらの人々が今後どのシステムに侵入し、どれほど機密性の高い情報を暴露するかが分からないからです」

2023年の中共の「国慶節(10月1日)」の期間中、「アノニマス64」は中共の軍事学校や武昌職業学院などのウェブサイトに侵入し、中共党首の習近平の数々の罪状を列挙しました。また同年の「六四天安門事件」記念日には、中共の複数の公式サイトに再び侵入し、「六四を忘れるな」というメッセージと、当時の戦車が北京に進入し弾圧を行った写真を埋め込んだとされています。

中国人権問責データベース(「悪人リスト」)の創設者 林生亮氏
「これらのハッカーの行動は、ある意味でエンターテインメントのようなものであり、彼ら(中共)をからかい、侮辱する行為だと思います。中共は自らを“強大で世界中に浸透している”と誇っていますが、まさにその主張を皮肉っているのです。こうした行動は、中共内部の権力部門やネット工作員に不安と恐怖を引き起こし、彼らの間にパニックをもたらす可能性もあります」

林生亮氏は、これらのハッカーは中共内部の人々に真実を理解させるための啓蒙でもあるとともに、中共への警告でもあると考えています。

林生亮氏
「これは、彼ら(中共)に対して『悪事を働くな』という警告でもあります。私たちはすでに中核となるいくつかのウェブサイトに侵入し、あらゆる情報を入手することができました。では、次に何ができるのか、それは自分たちで想像してみればいいのです。これは一種のシミュレーションでもあり、将来中国に大きな変化が起きた際には、こうしたハッカー組織がより緊密に連携し、中国の民主化のために貢献していくことになるでしょう」

 
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