チェコ下院は先日、「刑法」第403条の改正案を可決し、共産主義運動の支持や宣伝を処罰の対象とすることを決定しました。刑罰は最長で1年から5年の懲役となる可能性があります。
改正が予定されている第403条の内容は以下の通りです。
ナチズム、共産主義、その他明確に人権や自由の抑圧を目的とする運動を創設・支持・宣伝した者、または人種、民族、国家、宗教、階級に対する憎悪、あるいはその他の集団への憎悪を扇動した者は、1年から5年の懲役刑に処されます。
この提案には、出席した160人の下院議員のうち86人が賛成票を投じ、反対票はありませんでした。
提案者の一人であるキリスト教民主同盟(KDU-ČSL)のシモン・ヘレル(Šimon Heller)議員は「ナチズムと共産主義には多くの共通点があります。強制収容所、殺人、全体主義的支配。私たちはなぜ、この二つの同じく罪深いイデオロギーに対して異なる態度を取らなければならないのでしょうか?」と述べています。
ヘレル議員はさらに、今日なお自らを共産主義者と名乗る人々は、共産主義の罪を軽視し、あるいは否定しているのだと指摘しました。
この改正案は、今後上院(参議院)の承認を経て、大統領の署名によって正式に発効することになります。




