新唐人テレビが主催する第11回「全世界中国古典舞踊コンクール」が、9月11日より米ニューヨークで華やかに開幕します。優雅で気品あふれる舞姿と、豊かな文化的伝統を体現する中国古典舞踊。その舞台には、世界各地から選抜された精鋭の舞踊家たちが集い、技と芸術性を競い合います。
大会の審査員の一人である、神韻芸術団のプリンシパルダンサー・王琛さんは、新唐人テレビのインタビューに応じ、審査の要点や中国古典舞踊の美しさについて語りました。王さんは、世界中のダンサーと文化的な祭典に参加できることを楽しみにしていると話しています。
第11回「全世界中国古典舞踊コンクール」は、9月11日から14日まで、ニューヨーク州のシュガーローフ・パフォーミングアーツセンターで開催されます。世界各国から100人以上のトップダンサーが集まり、各々舞踊技術を披露します。
「全世界中国古典舞踊コンクール」審査員 王琛さん
「中国古典舞踊には大きく分けて三つの要素があります。それは身韻、身法、そして技巧です。この中でも身韻はきわめて重要です。なぜなら、身韻こそが文化全体や民族そのものの表現といえるからです」
中国古典舞踊は長い歴史と豊かな文化的背景を有し、とりわけ「身韻」には高度な要求が課せられます。出場者は中国の伝統文化への深い理解をもってこそ、内面の境地を表現し、優れた舞台作品を生み出すことができます。
王琛さん
「厚き徳を積むことでこそ、初めて物事を支える力となります。天地には偉大な美が備わっていますが、言葉に託されるものではありません。最も大きな貢献を果たす人は、常に自らを低く置き、謙虚な姿勢を示すのです。そこに中国文化の精神があると思います。女性であれば、温順・親切・謙虚・倹約・譲り合い、さらに仁・義・礼・智・信といった美徳を、舞台を通じて観客に伝えることができます。これこそが、中国伝統における女性の美徳や人生観だと考えます。男性であれば、忠義や勇気といった特質があり、現代においても学ぶ価値のある美徳といえます」
新唐人テレビが主催する全世界中国古典舞踊コンクールは、純真・純善・純美を掲げ、正統な舞踊芸術の発揚を目指しています。否定的あるいは陰鬱な表現は排し、舞踊家が自己修養を重ねることによってこそ、純粋な美を舞台上に表現できるとしています。
王琛さん
「美に対する認識には普遍的な価値観があります。私たちは、流麗なラインの美しさや清らかな舞台の印象、鮮やかな色彩を好みます。とりわけ中国古典舞踊においては、伝統的価値観が中国人の人格の根幹に深く刻まれているといえるでしょう。たとえ深い悲しみに直面しても、感情を乱したり、もがくように表現したりはせず、常に礼節を重んじるという精神こそが、人々の行動を律してきたのです」
今回の大会で審査員を務める王さんは、世界的に知られる神韻芸術団の出身です。同団の芸術総監督であるD.F.氏は、中国古典舞踊における「身法」の最高境地、すなわち「身体で手を導き、股関節で脚を導く(身帶手、胯帶腿)」を自ら伝えてきました。今大会には神韻や飛天芸術学院からも多くの選手が参加し、その高度な技術を披露する舞台であると同時に、観客にとって至高の芸術を鑑賞する貴重な機会ともなります。
王琛さん
「古典舞踊においては、大きな舞姿による表現が重視されます。D.F.先生の「身体で手を導き、股関節で脚を導く」という教えは、基礎の上に成り立ち、四肢を最大限に生かした表現を可能にしています。これによって観客に対し、喜怒哀楽や、仁・義・礼・智・信といった伝統的価値観を舞踊を通して伝えることができます。動作が大きければ大きいほど、その表現は一層鮮明に伝わります。私見では、「身体で手を導き、股関節で脚を導く」は身法の最高境地であると同時に、力の運用を示す要でもあり、言葉に代えて身体で理念を伝える術であると考えています」
さらに王さんは、ダンサーに求められるものは、優れた振付の組み合わせや音楽との調和にとどまらず、身韻・身法・技巧を巧みに駆使して役柄を形づくり、自然に感情を表現することにあると語りました。これはきわめて挑戦的な課題ではあるものの、心を静めて取り組めば必ず成果を得られると強調しました。
王琛さん
「芸には果てがありません。誰もが常に成長の余地を持っています。舞台に立つ際には、落ち着いた心で観客に良い印象を与えることを心がけると同時に、自らの動作をいかに磨き、師の教えをいかに取り入れるかを考えることが大切です。すべてを一つの修煉の過程と捉えれば、結果がどうであれ、その歩みから最も多くを学び取ることができるのです」
なお、今大会の準決勝と決勝は一般公開され、決勝の模様はインターネットとテレビを通じて全世界に生中継される予定です。




