最近、中国共産党に近い人物らが大紀元の電子メールやSNSアカウント、さらには社員の身分まで装い、米国をはじめ世界各国の政府機関や民間団体に大量の脅迫メールを送信しています。さらに、10月7日には大紀元の編集部に白い粉末の入った封筒が届き、送られてきた文面の内容からも脅迫であることが明らかになりました。こうした中共による行動は、国際社会にどのような影響を及ぼすのでしょうか。新唐人テレビの記者、クリス・ビールズが、米国家安全保障顧問であり中国問題の専門家でもあるキャシー・フレミング氏に話を伺いました。
新唐人テレビ記者 クリス・ビールズ
「ワシントン放談にようこそ。今回の白い粉末事件は、中共による大紀元時報への新たな脅しと見てよいのでしょうか?」
米国家安全保障顧問・中国問題専門家 キャシー・フレミング氏
「ええ、これは間違いなく中共による工作活動の一環です。中共は、大紀元や法輪功を、自らの支配体制と信頼性を揺るがす存在だと考えています。彼らは、中国の伝統文化や歴史を発信し、中共に批判的、もしくは距離を置く組織を決して許しません。そうした存在が、自分たちの権力構造全体を揺るがしかねないと見ているからです。ですから、大紀元や法輪功の広がりは、中共にとってまさに目の上のたんこぶなのです」
クリス・ビールズ記者
「では、大紀元は中共にとってどの程度の脅威になっているのでしょうか?」
キャシー・フレミング氏
「大紀元は、すでに中共にとって大きな痛手になっています。いわゆる『脅威』というのは、大紀元が中共の作り上げた虚構を瓦解、ときには完全に崩壊させてしまうという点にあります。大紀元や法輪功は、自由な社会で健全に広がり、自由の理念や価値を体現しています。そうした思想は、中共が掲げる共産主義とは根本的に相容れないものです」
クリス・ビールズ記者
「今回のようななりすましの脅迫や嫌がらせは、どのような影響を与えているとお考えでしょうか?」
キャシー・フレミング氏
「中共による嫌がらせは長年続いています。彼らは、大紀元の信用を傷つけようと必死ですが、実際には容易なことではありません。神韻芸術団体に対しても同様の脅迫を行ってきました。爆破予告や怪しい白い粉の送りつけ、家族への脅しや命を奪う脅迫など、非常に悪質な行為です。これは、まさに中共が継続的に仕掛けている脅迫キャンペーンと言えます」
クリス・ビールズ記者
「先ほど、中共が西側破壊戦略を進めているとおっしゃいましたが、もう少し詳しく教えてください。大紀元への攻撃は、その戦略の中でどんな位置づけになるのでしょうか?」
キャシー・フレミング氏
「中共が西側諸国を標的に展開している全体的な戦略は、『超限戦』と呼ばれます。これは、軍事や経済、情報、世論など、あらゆる手段を総動員し、あらゆる層から相手を弱体化させる戦い方です。こうした浸透工作は、米国をはじめとする自由社会に対して何十年にもわたって続けられており、その中でも特に米国で最も激しく展開されています」
「例えば、フェンタニル問題は麻薬戦争の一例ですし、TikTokは認知戦争の道具です。中共はそのほかにも実に多様な手段を駆使しています。実際、米国を弱体化させるために用いている手段は150種類を超えるとも言われています」
クリス・ビールズ記者
「トランプ政権は麻薬カルテル、特にベネズエラ沖の組織に対して厳しい取締りを行い、アンティファにも対処しました。法輪功や大紀元に対する中共の越境迫害についても、同様に強い対応を取る可能性はあるのでしょうか?」
キャシー・フレミング氏
「トランプ政権はそうした対応を取る可能性が高いと思います。1年半ほど前、米議会は法輪功と大紀元を支持する法案を可決しました。しかし、中共は今も資本主義や西側社会全体に対する攻撃を続けています。その最終目的は、西側を弱体化させ、米国を含む自由世界を掌握することにあると思います。これは非常に深刻な事態です」
「率直に申し上げれば、私たちはすでに第三次世界大戦の渦中にあると考えています。それは戦火による戦争ではなく、中共が多様な超限戦の手法と複数の同盟関係を通して米国を攻撃しているかたちで進行しているのです」
クリス・ビールズ記者
「フレミング顧問、ありがとうございました」
キャシー・フレミング氏
「こちらこそ」




