中国共産党が四中全会を開催する中、AIで制作された「ポスト共産党時代」をテーマにした動画がインターネット上で大きな注目を集めています。動画はすでに143万回以上再生され、多くの人々が中国の民主化を待ち望む声を上げました。中には「この人生でようやくこの日を迎えられた」とコメントしたネットユーザーもいました。
動画の中では、人々が街頭に繰り出し「共産党は退陣せよ」と書かれた横断幕を掲げ「言論の自由を」「選挙権を」とシュプレヒコールを上げています。群衆は武装警察の包囲を突破して天安門広場に突入し、中共の元党首毛沢東の肖像画を脇に投げ捨てました。また、赤い旗が降ろされ、毛沢東の銅像が倒されました。さらに、遺体を納めた棺も運び出され、毛沢東記念堂は「転型正義記念館」と改名されました。
この映像を制作したのは、カナダに留学する中国人学生で、反共産党組織「公民会」の発起人かつ会長を務める楊若暉さんです。
楊さんは、「四中全会というタイミングをきっかけに、この動画を通じて中国が民主化を果たした後の姿を想像してほしかった」と語りました。映像では、上海市長選の討論会の場面や、選挙情勢調査を報じるテレビ放送の様子などが映し出され、中国の「転型正義」を象徴的に描いています。
「ポスト共産党時代」AI動画の制作者 楊若暉さん
「これらの映像は、人々の心を震わせ、希望を与えるものだと思います。まず光がどんなものかを見てこそ、人はその光に向かって努力する力を持てるのです」
また楊さんは、映像の中には「民主的な中国」に対する具体的な構想も込めていると話しています。過去の共産党幹部の扱いについても「極めて慎重に対応する必要がある」と述べ、当時の共産党のように「政権交代後に混乱や報復を繰り返すのではなく、法の手続きを通じて正義の裁きを行うべきだ」と強調しました。
楊若暉さん
「共産党が退陣した後の中国で最も重要なのは、人権の保障、民主主義の確立、そして法治の実現です。そして何よりも大切なのは、二度と新たな独裁政権、いわば『第二の共産党』を誕生させないことです」
中国本土のメディア関係者・姜さんは、新唐人の取材に対し次のように語りました。
「AIで制作されたとはいえ、毛沢東の肖像が撤去され、遺体が運び出されるシーンを見たとき、これは世界中の華人が長年待ち望んでいたことだと感じました。民心の表れだと言えるでしょう」
姜さん
「毛沢東の影響が残る限り、中国は真に歴史を見つめ直すことも独裁の罪を清算することもできません。この動画は、私たちの民心、世論、そして希望を映し出しています。私はこの日がそう遠くないと信じています。なぜなら、ここ数年の多くの政策は逆行しており、このような状況は長くは続かないと思うからです」




