毛沢東秘書の日記 米裁判所がスタンフォード大の保管を認定

中共スパイ容疑で 英与党議員の夫を逮捕 

英労働党のジョアニ・リード下院議員の夫、デービッド・テイラー氏が、国家安全保障法違反の疑いで、中国共産党(中共)のためにスパイ活動を行ったとして警察に逮捕されました。これを受け、英議会への浸透に対する警戒感が一層高まっています。

さらに英紙フィナンシャル・タイムズは3月31日、リード議員が英海軍の現役の「原子力潜水艦の艦長」と不倫関係にあったと報じました。この関係を通じた核機密漏えいの懸念が広がり、軍当局で緊張が強まっています。

報道によると、関係者は、英海軍がすでにリード議員と艦長の「不適切な関係」を把握しており、昨年の時点で調査に着手していたと明らかにしました。双方の間では親密なやり取りも確認されていたといいます。初期の調査では違反行為は見つからなかったものの、テイラー氏が中共のスパイ事件に関連して逮捕されたことで、軍はこの関係が「脅迫」に利用される弱点になり得ると判断しました。原潜の所在や技術上の詳細が漏洩すれば、深刻な事態を招きかねないとみています。

この艦長は軍紀違反に該当せず、処分も受けていませんが、報道で事件が明るみに出た後、今週に入り「個人的理由」で職務を辞任しました。ただし、海軍には引き続き在籍しています。

英国防省は、現時点では実質的な安全保障上の問題は確認されていないとしています。

台湾の軍事専門家、王臻明氏はフェイスブックへの投稿で、このスキャンダルは、次から次へと問題が芋づる式に露呈していると指摘しました。これまでの調査では問題は確認されませんでしたが、リード氏の夫がスパイ容疑で逮捕されたことで、英海軍は警戒を強め、新たな対応措置を取るに至ったとの見方を示しました。

毛沢東秘書の日記 米裁判所がスタンフォード大の保管を認定

毛沢東の秘書を務めた李鋭の私的日記をめぐる帰属争いで、米国の裁判所は3月31日、1938年から2019年までの日記をスタンフォード大学が保管できるとの判断を示しました。大学側は訴訟の中で、日記が中国に持ち帰られれば、公開が制限されたり、閲覧できなくなったりするおそれがあると主張しています。

対象となった資料は日記のほか、私用の手紙や議事録などを含んでいます。これらは李鋭の娘、李南央氏がスタンフォード大学に寄贈したものです。しかし、李鋭の死後、遺族の張玉珍氏が、自身は相続人であり、関連資料を北京に持ち帰って保管する権利があるとして提訴しました。

李鋭は毛沢東の秘書を務めた後、長年にわたり中共高官を歴任し、晩年は中共の体制や政策を批判的に見直した人物として知られます。フーバー研究所に保管されているこれらの資料には、中共政権の成立前後における数多くの意思決定の過程が記録されており、共産中国の歴史研究にとって重要な価値を持っています。

裁判所は判決で、李南央氏による寄贈は合法であり、資料を海外で保存したいという李鋭の生前の意思にも合致していると認定しました。

 
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