中国経済失速で中産階級に暗雲 SNSで『破産七点セット』が反響

今月7日、中国のSNS「ウェイボー(微博)」で影響力を持つインターネット評論家の于斌氏の投稿「歴史は再び繰り返されようとしています」が話題を集めました。同氏は、住宅ローン、専業主婦、国際学校に通う子どもという「破産三点セット」が、現在は「破産七点セット」へと拡大していると指摘しています。この投稿はウェイボーの検索ランキング上位に浮上しました。

于氏は、中産階級を破産に追い込む要因として、「無計画な起業」「高額な住宅ローン」「配偶者の専業育児」「子どもへの過度な教育投資」「無計画な投資」「健康への軽視」「見栄による消費」の七つを挙げました。

中国本土で事業を営む龍さんは新唐人テレビの取材に対し、「中産階級は広い家や良い車、子どもを国際学校に行かせるなど、質の高い生活を追い求めてきました。しかし、中国経済の低迷により、ローンに支えられた暮らしは今や財政的な重荷となっています」と語りました。

中国本土で事業を営む龍さん
「今や国庫の資金は腐敗官僚によって食い尽くされてしまいました。庶民の手元には金がなく、収入減も甚だしいのです。金はすべて高官の懐へ流れ込みました。この数十年間にわたる搾取と収奪によって、庶民はすでに限界まで絞り尽くされています。現在、破産者の増加は避けられない流れとなっており、必然的な結果です」

一方、広東省で事業を営む肖さんは、中国経済について「まるで自動車のエンジンが突然停止した後、慣性だけで前進しているような状態です。起業も投資もリスクが非常に高いです」と述べました。

広東省で事業を営む肖さん
「子ども一人を育てる費用は非常に高いです。息子は高校と大学の7年間で毎年約10万元(約200万円)かかりました。しかし卒業後はすぐに失業しました。現在の環境では、大企業の経営者は国外への逃避を図り、中堅企業の経営者は事業拡大を諦め、小規模事業者は破産に追い込まれています」

肖さんは、「安に居て危を思う」と言いますが、現代人は見栄を重視していると指摘します。結婚式は豪華絢爛にし、子どもが他人に負けてはならないと考え、フィットネスでさえもプライベートレッスンによるオーダーメード型が求められるようになっているといいます。

肖さん
「私の友人には企業家が多いですが、今ではその多くが破産、あるいは破産寸前の状態にあります。多くの人が寝そべり状態になっています。経済の行く先は不透明です。皆が将来に希望を見いだせず、一人ひとりが非常に大きな不安と迷いを抱えています」

 
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