米上院外交委員会はこのほど、「法輪功および臓器収奪被害者の保護法案」を可決しました。同法案は、中国共産党による臓器収奪に関与あるいは寄与した個人や団体への制裁を目的とし、米政府に対して中共の臓器移植システムの調査を求める内容となっています。同法案は、共和党のテッド・クルーズ議員と民主党のジェフ・マークリー議員が共同で提出したもので、最近では民主党のアダム・シフ議員と共和党のトッド・ヤング議員も同法案への支持を表明しました。法案は今後、上院本会議での採決に進む見通しです。
新唐人テレビ記者 メリナ・ワイズカップ
「まず、この法案は米政府に対し、臓器収奪に関与または寄与した外国人のリストを作成するよう求めています。その上で、加担した者に制裁を科し、米国の個人や団体とのあらゆる取引を禁止します。さらに、米国内にある資産は凍結され、ビザの失効や米国への入国禁止などの措置に加え、最高100万ドルの罰金および最長20年の禁錮刑といった刑事罰の対象となります」
同法案を提出したテッド・クルーズ議員は、中共による臓器収奪の問題に対し、米政府が積極的に対処する必要があると指摘しました。
テッド・クルーズ上院議員
「中共は実際に法輪功学習者を拘束し、臓器を収奪して他の人に移植したり、臓器を闇市場で売り、海外に密輸したりしています。これは異常です。極めて非人道的な犯罪です。共産主義は、人類史上最も邪悪な思想の一つであり、中共は邪悪な組織です。米国の指導者は実態を暴き、中共のスパイ活動や政治宣伝、知的財産権の窃取を阻止するとともに、殺害や拷問を阻止しなければなりません」
2019年、ロンドンで開かれた独立法廷「中国民衆法廷」における最終裁定で、中共による臓器収奪の主な被害者は法輪功学習者であり、中共が「人道に対する罪」を犯していると認定されました。法輪功は「真善忍」の理念に基づく心身修養法であり、1999年7月20日以降、中共による残酷な迫害を受け続けています。法案の共同提出者であるジェフ・マークリー上院議員は、臓器収奪を「地球上で最も恐ろしい暴挙の一つ」と表現しました。
ジェフ・マークリー上院議員
「我々は公聴会を開き、目撃者から実際に起きている出来事について証言を聞きました。私は、この恐ろしい暴挙について世界中の人々が認知することを願っています」
上院での可決に先立ち、「法輪功保護法案」はすでに下院で音声採決により可決されており、民主・共和両党から異論は出されませんでした。
メリナ・ワイズカップ
「昨日、上院委員会はこの法案を前進させる過程で一部修正を加えました。そのため、法案は再び下院の承認を受ける必要があります。その後、上院本会議で採決が行われ、最終的に大統領が署名することで法律として成立することになります」




