冷戦期のベストセラー『裸の共産主義者』増補版刊行 現代に警鐘を鳴らす一冊

1960年代に100万部を超えるベストセラーとなり、「冷戦期のバイブル」と呼ばれた英語版『裸の共産主義者(The Naked Communist)』は、クレオン・スカウセン博士の著作で、レーガン元大統領からも高く評価されました。このたび、米国の評論家・方偉氏が翻訳・増補した中国語版『裸の共産主義者』が出版されました。

米国の評論家 方偉氏
「この本を読めば、まず共産主義理論がいかに荒唐無稽かが分かります。そして、共産党が大胆な約束や巧みな宣伝によって勢力を拡大してきたことも理解できます。彼らは、人を欺くための嘘さえ統治の手段と考え、一線を越える行為も目的達成の方法として正当化しています」

方氏は、中国語増補版の出版によって、分かりやすい語り口で共産党の偽善性や欺瞞性を明らかにし、より多くの中国系読者が米欧社会に共産主義の危険性を伝える助けになればと期待しています。

方偉氏
「最後の増補版が出た1962年から60年以上が経ち、多くの内容を追加する必要がありました。今回の増補はポール・スカウセン氏と私が担当しました。現在の米国では、小学校から大学まで、公立学校で共産主義者の暴挙や世界への影響を体系的に教えていません。社会主義や共産主義の本質を理解できなければ、社会は再び衰退へ向かうでしょう」

また方氏は、現在米国で広がる「民主社会主義」運動は共産主義の一形態であり、選挙制度を利用して民主主義を内部から崩し、米国の自由という価値観を脅かしているとの見方を示しました。

方偉氏
「これは1924年に中国共産党が国民党へ入り込んだ時と同様です。内部に入れば、やがて主導権を奪います。これから何が起きるかは、容易に想像がつきます。彼らは民主党のチャック・シューマー上院院内総務とハキーム・ジェフリーズ下院院内総務を排除し、民主党の主導権を握るでしょう」

読者からは、『裸の共産主義者』は利益による誘惑と偽装を剥ぎ取り、共産主義に内在する憎悪、虐殺、反人類性、そして神に敵対する本質を余すところなく暴き出しているため、この書名は非常に象徴的だとの声が寄せられています。

 

 
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