中国・石家荘市で法輪功学習者40数人に嫌がらせなどの迫害
中国・河北省石家荘市で最近、法輪功学習者に対する大規模な迫害が行われ、わずか11日間で50人以上が被害を受けました。
明慧ネットによると、一連の迫害は、新たに石家荘市公安局長に就任した楊東川が直接命じたもので、市内の公安分局や派出所の警察官、居民委員会(都市部行政末端の組織)の職員らが実行しました。多数の法輪功学習者の自宅を訪れ、嫌がらせや連行などを行うよう指示したといいます。
明らかになっている範囲では、先月25日から今月4日までに45人が嫌がらせを受け、3人が不法に拘留され、2人が不法に収容されました。このほか、1人が連行された後、行方が分からなくなっています。
明慧ネットは、こうした嫌がらせや連行は、市民の憲法上の権利や民事上の権利を侵害し、行政法や刑法など複数の法律に違反するとしています。
毛沢東死去から50年 海外メディアが「負の遺産」を検証
9月9日は、中共の元最高指導者、毛沢東の死去から50年に当たります。米欧の複数のメディアは同日、中国を27年間にわたり独裁的に統治し、中国人に深刻な災難をもたらした毛沢東を論じる記事を相次いで掲載しました。
ロイターは「毛沢東死去50年、中国に影響今もなお」と題した記事を掲載しました。記事は、10年間に及んだ文化大革命の混乱の中で迫害を受けた習近平が、現在、中共を再び当時の方向へ向かわせていると指摘しています。当時は「誰もが熱意と高揚感に突き動かされていた時代」と報じられていました。
フランス紙ル・モンドは「毛沢東、重い遺産」と題する一連の記事を掲載しました。毛沢東が中国で推し進めた大躍進運動によって、かつてない規模の大飢饉が起き、人類史上最も深刻な飢饉の一つになったと論じています。
ラジオ・フランス・アンテルナショナルも、「毛沢東死去から50年 なぜ『亡霊』は消えないのか」と題する記事を掲載しました。
記事は、毛沢東を「20世紀に最も多くの死者をもたらした独裁者」と評しています。そのうえで、死者数だけでなく、中国は今も社会や文化、環境に深い傷を抱えているとしました。一方、習近平率いる中共政権は、毛沢東時代の統治手法の一部を復活させ、その政治的遺産を再び前面に押し出していると論じています。
ドイチェ・ヴェレも「中国は『毛沢東時代』に戻ってはいないが、真に離れたこともない」と題する記事を掲載しました。記事は、毛沢東が発動した土地改革、反革命弾圧、反右派闘争、大躍進、文化大革命などが、中国社会に甚大な傷跡を残したとしています。一方で、毛沢東は現在も、中共が政治的正統性を主張する上で重要な存在であり続けています。
記事が引用した研究者は、中共の正統性そのものが毛沢東に依存しているため、毛沢東を全面的に再評価すれば、中共を根本から揺るがすことになると分析しました。




