トランプ米大統領、5月来日し新天皇と会見 6月は大阪G20出席

[ワシントン 20日 ロイター] – 米ホワイトハウスの当局者は20日、トランプ大統領が5月下旬に日本を訪問し、同月1日に即位する新天皇と会見する見通しと発表した。また、20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するため、6月に再訪日する予定とした。

ホワイトハウスの発表に先立ち、NHKは政府関係者の情報として、トランプ大統領が5月26─28日に来日し、新天皇に最初に会見する国賓となる見通しだと報じていた。

ホワイトハウスの当局者によると、トランプ大統領はまた、6月に大阪で開催されるG20首脳会議に出席する。

トランプ氏は大統領執務室で5月に日本を訪問するかどうか問われ、「特定の時期に訪れることになる」と応じた。

また、トランプ大統領はこの日、今月27─28日にベトナムで開催予定の米朝首脳の再会談を前に安倍晋三首相と電話会談。北朝鮮の非核化に向け、連携方針を確認した。[nL3N20F4ES]

トランプ大統領は記者団に対し、安倍首相と北朝鮮問題を巡り電話会談を行ったことを確認。「情報交換をした。われわれの見解はほぼ一致している」と語った。

ホワイトハウスのサンダース報道官は、両首脳が、北朝鮮の「最終的かつ完全に検証可能な非核化」の達成に向けた決意を再確認したと述べた。

日本の外務省は、拉致問題や北朝鮮の核・ミサイル開発など、北朝鮮を巡る日米双方の関心事について話し合ったと説明。米朝首脳会談後に安倍首相とトランプ氏の間で再び電話会談を行うことでも合意があったと明らかにした。

 
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