英国 記者を装った中国人スパイ3人を追放/英国 記者を装った中国人スパイ3人を追放

1.ロシア EU3か国の外交官3人を追放

2月5日、ロシアはドイツ、スウェーデン、ポーランドの外交官3人を国外追放しました。ロシア当局は国外追放の理由について、3人の外交官が反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏を巡る「違法な抗議デモ」に参加したことは深刻なロシアの内政干渉に当たると説明しました。ナワリヌイ氏は昨年8月、猛毒な神経剤を使用され意識不明の重体となっていました。今年1月、治療先のドイツからロシアに帰国した際に拘束され、今月2日に懲役3年半の実刑判決が言い渡されました。ドイツのアンゲラ・メルケル首相は今回のロシア当局による国外追放処分について非難の声を上げました。

2.英国 記者を装った中国人スパイ3人を追放

英国の新聞デーリー・テレグラフによると、記者を装った3人の中国人スパイが英国から追放されたと報じました。 報道によると、3人の中国人スパイはいずれも北京の国家安全部(MSS)の諜報員で、それぞれ3社の中国メディアに勤務することを口実に報道ビザを取得し、英国に入国しました。英国の情報機関により特定された後、国外追放されました。

3.北京市前副検察長 公職資格と党籍剥奪 前副市長 懲役15年実刑判決

2月5日、北京市人民検察院の前党組織成員で、副検察長の焦慧強(しょう・けいきょう)氏が業務上の不正、金銭取引、巨額の公有財の横領などの罪で起訴され公職資格と党籍を剥奪されました。中国科学技術協会のメンバーで元北京市副市長の陳剛(ちん・ごう)氏が収賄罪で起訴され、懲役15年の実刑判決が言い渡されました。法輪功迫害についての情報を発信するウェブサイト明慧ネットの報道によると、焦慧強氏と陳剛氏はいずれも法輪功学習者に対する迫害に関与しており、国際人権組織・法輪功迫害追跡調査国際組織(WOIPFG)により迫害の犯罪責任追及対象者リストに挙げられています。

4.ラッキンコーヒー ニューヨークで破産申請

2月5日、中国のコーヒーチェーンラッキンコーヒー(瑞幸咖啡)は、連邦破産法第15条に基づき、ニューヨークで破産申請をしたと同時に、同社の財務改善、債務再編に向けて利害関係者らと交渉していることを明らかにしました。また、ラッキンコーヒーは、中国国内の全店舗の営業は継続し、今回の倒産が会社の日常業務に重大な影響を与えることはなく、サプライヤーや従業員への支払いを含む契約上の義務は引き続き履行していくとしています。

 
関連記事