ユニクロの綿製シャツ 米税関で差し止め=新疆綿使用の疑い

米税関・国境警備局(CBP)が今年1月に、ロサンゼルス港でユニクロの綿製シャツの輸入を差し止めていたことが19日、明らかになりました。

CBPの文書によると、これらのユニクロの男性用綿製シャツは、新疆綿を使った可能性があるとして、1月5日にロサンゼルス港で輸入を差し止められました。

ユニクロは3月以降、対象製品の原材料には「新疆生産建設兵団(XPCC)」が関わった綿が使用されていないと反論する手続きを行いましたが、CBPは「新疆地区の強制労働による製品が使われていない証拠が十分に示されていない」として、訴えを退けました。

今年1月13日、米政府は中共傘下の準軍事組織である「新疆生産建設兵団」が生産する新疆綿を輸入禁止のブラックリストに掲載しました。禁止令に基づくと、新疆綿を使用していると疑われる製品については、中国からの直輸入または第3国経由の間接輸入にかかわらず、税関職員は輸入を禁止することができるとしています。

 
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