「武漢研究所の研究者妻が2019年に死亡していた」米国務省の元調査官

米国務省の元調査官デービッド・アッシャー氏が、武漢ウイルス研究所の研究者の妻が2019年12月に中共ウイルスに似た症状で死亡したと明かしました。 このことは、当時中共ウイルスがすでに中国で流行していたことを示す早期の手がかりになる可能性があります。一方、中共当局はウイルスの流行が判明してから1か月以上経ってから公表し、中共ウイルスの世界的な広がりを招きました。

デービッド・アッシャー(David Asher)氏は、トランプ政権時代に国務省の中共ウィルスの起源に関する調査チームの責任者を務めており、民主党と共和党の両方の政権を経験しています。

アッシャー氏は、この情報は武漢ウイルス研究所に勤務していたスタッフが提供してくれたと明かしました。

ウォール・ストリート・ジャーナルも最近、2019年12月8日に最初の感染例が公式に発表される前に、武漢ウイルス研究所の研究者3人が2019年11月に中共ウイルスに似たような症状で入院していたと報じました。

しかし、この情報は最近になって明るみに出たのではありません。実はトランプ前大統領が退任する前に、国務省が発表した中共ウイルスの起源に関する報告書で、武漢ウイルス研究所の研究者に2019年秋に中共ウイルスと似たような症状が出ていたが、中共当局はこれらの研究者への取材と研究所の研究記録の確認を阻止したと公表しています。

近日、バイデン政権は米国の情報機関に対し、中共ウイルスの起源に関する調査を徹底的に行い、90日以内に報告するよう命じました。また米議会では 200人以上の共和党議員が、ウイルスの起源を調査し、中国共産党の責任を追及することを支持するよう、ペロシ下院議長に圧力をかけています。

 
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