台湾の有名女優で、「大S」として知られる徐熙媛(バービィー・スー)さんが、日本での旅行中にインフルエンザによる肺炎を併発し、突然亡くなったことが、3日までに家族によって確認されました。48歳でした。大Sさんと、その妹でタレントの小Sこと徐熙娣さんは台湾で高い人気を誇っており、徐熙媛さんの突然の訃報に、多くの人が衝撃を受け、中国本土におけるインフルエンザの感染状況への関心が高まっています。
2月3日午前、「大S急逝死去」のニュースは中国版ツイッター「微博」の検索ランキングで瞬く間に1位となりました。
また、妹の小Sさんも、所属事務所を通じて姉の訃報を確認したと伝えられています。
微博で広く拡散されている現地のガイドからの情報によりますと、先月29日にスーさん一行が箱根に到着した際、すでに咳や喘息の症状が出ていたといいます。31日に病院へ搬送されたものの、特に重症とは判断されず、薬を処方されただけで帰宅しました。しかし、2月1日になって状態が悪化し、再び病院を訪れた際にインフルエンザA型と診断されたものの、なぜか入院には至らなかったといいます。その後、深夜に容体が急変し、緊急搬送されましたが、病院に到着後まもなく息を引き取ったとされています。
米国のウイルス専門家 林暁旭氏
「日本での検査結果は明確ではありませんが、インフルエンザA型による肺炎だけでなく、鳥インフルエンザの検査が行われたのかも気になります。仮に鳥インフルエンザに感染していた場合、ヒトメタニューモウイルス(hMPV)や肺炎球菌などの二次感染を引き起こす可能性もあり、最も直接的な死因は肺炎である可能性が高いでしょう」
米国アリゾナ大学統合医療センター 楊景端教授
「彼女はもともと喘息を患っており、これが呼吸器系の機能低下を引き起こした可能性があります。さらに、長年癲癇を抱えていたことに加え、心臓にも問題があったとされており、少なくとも3つ以上の持病がありました。こうした健康状態が、彼女の体を弱らせていたことは確かでしょう」
発症からわずか5日での急逝により、中国本土や東アジアにおけるインフルエンザの実態について懸念が広がっています。中国共産党の官製メディアは日本のインフルエンザの深刻さを大々的に報じていますが、その際に引用されている事例やデータの多くは、すでに公表されていた古い情報であることが指摘されています。また、スーさんの感染と中国本土の感染状況に関連があるのではないかという憶測も広がっており、議論を呼んでいます。
林暁旭氏
「中国では複数のウイルスが同時に流行しており、それが重なった影響なのか? あるいは、中国人の免疫力が全体的に低下しているのか?それも一つの要因となり得るでしょう」
楊景端教授
「ですので、ここで皆さんに呼びかけたいのは、心の平さを大切にすることです。精神的な面でも強い支えが必要です。そうでなければ、パンデミックやさまざまな困難な状況に直面したときに、耐え抜くのが難しくなってしまいます」
スーさんが日本でインフルエンザに感染し死亡したことで、「日本のインフルエンザ」に感染したと誤解する人も少なくありません。しかし、インフルエンザウイルスは世界的に広がるものであり、各地で異なる株が変異を繰り返しており、特定の国だけに限られたものではありません。特に現在、中国本土では感染が急拡大しているとみられる一方で、中共は感染状況の真相を隠蔽しようとしており、こうした情報の混乱をさらに助長しています。




