9月3日、中国共産党による軍事パレードの生中継で、思わぬ場面が映し出されました。中国中央テレビ(CCTV)の中継映像が、ロシアのプーチン大統領と中共党首の習近平の会話を偶然捉えたのです。両首脳は「臓器移植」や「不老長寿」について語り合っており、その映像は世界的な注目を集めました。パレード後に開かれた記者会見で、プーチン大統領は実際に習近平と「人類の寿命を延長させること」について会話したことを認めました。
プーチン大統領は、「確かに、主席とパレードへ向かう途中でこの話題について話しました。かつて(イタリア前首相の)ベルルスコーニさんも、この問題に強い関心を持っていました。現代医療や臓器移植に関する技術は、人類の寿命を大きく延ばす可能性を示しています」と語っています。
CCTVの中継は両首脳が並んで歩いていた際の会話を拾っていました。プーチン大統領は、通訳を介して次のように述べました。
「人間の臓器は絶えず移植され、人はどんどん若返り、いずれは不老長寿さえ実現しうる」映像には笑い声も収録され、その後習近平が「予測によれば、今世紀中に人類は150歳まで生きられるかもしれない」と応じる様子が映っていました。さらに、その場にいた北朝鮮の金正恩もこの会話に強い関心を示していたように見えます。
このわずか30秒足らずのやりとりは、AP通信やロイターなど複数の国際メディアにより広く報じられました。中共の規制監督機関である国家ラジオテレビ総局によれば、この映像はオンラインで19億回以上再生され、テレビ視聴者は延べ4億人を超えたとされています。しかし、間もなく中共当局が関連映像を削除し、CCTVのYouTube公式チャンネルでも非公開となりました。すでに海外メディアやネットユーザーによって保存・拡散されており、完全には抑え込めなかったようです。
今回の突然の「寿命対話」は、中共の暗部である臓器収奪に改めて関心を集める結果となりました。
時事評論家の李林一氏は、大紀元の取材に対し、この会話は中共が長年行ってきたとされる臓器収奪や、最高幹部専用の「特供臓器」の存在を裏付けるものだと指摘しました。李氏は、1999年以降中国での臓器移植件数が急増しており、その背後には重大な人権侵害が潜んでいると強調しました。
2019年、中国本土のSNSには「981首脳健康プロジェクト」と題する広告も流れていました。中共の最高指導層のみを対象とする特別プロジェクトとされ、過去60年間に「顕著な成果」を挙げてきたと宣伝し、指導者の寿命を150歳まで延ばすことを目標に掲げていました。
中国の検索エンジン・「百度」のサイトでは、「981首脳健康プロジェクト」は2005年に設立され、同年5月から始動したもので、「社会エリート」に向けた健康サービスを目的とした重大プロジェクトと紹介されています。国内トップクラスの医療技術を有する医師が携わっていると書かれています。
3日、米下院のマイク・ジョンソン議長は、新唐人テレビの議会担当記者からの関連質問に応じました。
新唐人記者 メリナ・ワイスカプ
「本日の中共の軍事パレードで、中共党首の習近平とロシアのプーチンが臓器移植や不老長寿について語る場面を偶然マイクが拾っていました。中共が長年にわたり『良心の囚人』から臓器を収奪してきたと指摘されていますが、これについてどのように捉えていますか」
米下院議長 ジョンソン氏
「中国における臓器移植に関わる恐ろしい話は、すでに多く耳にしています。問題は、多くの場合、本人が臓器提供を望んでいないのに、強制的に摘出しているという点です。とはいえ、これでもまだ控えめな言い方にすぎません」
「私の知る限り、こうしたやりとりが現場で明らかになったのは初めてです。非常に示唆的であり、彼らの世界観は我々の倫理観とは全く相容れません。悪魔が話しているかのようです」
「我々は、多くの恐ろしい証言を聞いています。もし指導者がこのような話題を平然と語っているのであれば、我々はより一層注意を払う必要があります」
「米国は道徳と倫理を重視します。我々はこのような行為を断固として拒否します。ご存じの通り、既にこの問題に取り組むための法律も存在します。本当に『良心の囚人』からの臓器収奪が行われているのなら、最優先で対処すべきです。この件はまさに新たな情報です」
一方、台湾国防大学政治戦略学院の院長・余宗基氏は以前、大紀元のインタビューに応じ、中共が金銭やハニートラップに加えて、より強力な「グリーン・ゴールド計画」を推進していると警告しました。この計画では、中国国内で違法に入手された大量の臓器を、健康上の問題を抱える各国の政財界エリートに移植し、その結果、世界の指導層に対する影響力を持とうとしていると述べています。




