ベネズエラ、ドローン爆発事件で容疑者6人を拘束

[カラカス 5日 ロイター] – ベネズエラ政府は5日、マドゥロ大統領の演説中に爆発物を積んだドローン(小型無人機)が爆発した事件に関与したとして、容疑者6人を拘束したと発表した。

レベロル内務相によると、容疑者らは4日、カラカス市中心部で演説していたマドゥロ氏を狙い、爆発物を搭載したドローン2機を飛ばした。1機は治安部隊により方向転換させられ、もう1機は近くのアパートに墜落した。

マドゥロ氏は、自身の暗殺が目的だったとの見解を示した。一連の騒動で兵士7人が負傷した。

レベロル氏によると、拘束したうちの1人は、昨年発生した軍基地襲撃事件に関与した疑いが持たれている人物という。この襲撃事件では2人が死亡。その後4カ月にわたり反政府抗議活動が続いた。

また、別の1人は2014年に起きたマドゥロ政権に対する抗議デモで拘束された後、解放されていたという。

氏名などの詳細は明らかになっていない。

 
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