ロシア情報機関支局で自爆 犯人は17歳の少年

10月31日、ロシア北部のアルハンゲリスクにある連邦保安局(FSB)の建物内で自爆テロと思われる爆発があった。

報道によると、17歳のロシア人少年が連邦保安局(FSB)の建物に侵入し、持っていた不審物を爆発させた。少年はその場で死亡し、連邦保安局(FSB)の職員3人が負傷。

地元の住民によると、大きな爆発音とともに衝撃波を感じたという。

目撃者Maria Vavilina氏

「体のパーツが飛び散るのが見えた。救急車が来て、もう一人の男性が運び出された」

調査当局は、テロ事件として捜査を開始。自爆犯は地元に住む少年で、犯行動機は明らかになっていない。

犯行の前、少年はSNSに警告文を投稿したとの情報もあり、警告文には自分は共産主義者であると書かれていたという。

2週間前の10月18日、ロシアがウクライナから併合したクリミア半島の東部ケルチの技術学校でも、銃の乱射と爆発があり、19人が死亡し、50人が負傷。犯人は18歳の若者だった。

 

 
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