NYの美術館、昨年大統領に黄金便器の貸し出し提案=WP紙

[25日 ロイター] – 米ニューヨークのグッゲンハイム美術館は、ホワイトハウスから19世紀画家ゴッホの絵画の貸し出し要請を受けたのに対し、トランプ大統領に18金製の便器を貸し出すことを提案していたことが分かった。ワシントン・ポスト(WP)紙が報じた。

このトイレはすでに来館者が使用しているもので、貸し出しは昨年9月15日、館長から政府高官宛てに送信された電子メールで提案されたという。ホワイトハウスの回答は不明。

便器はイタリアのアーティスト、マウリツィオ・カテラン氏の作品で「アメリカ」と名付けられ、その機能を完全にはたしている。2016年に個室として設置され、すでに10万人を超える来館者が使用している。

WP紙によると、当初ホワイトハウスは、トランプ夫妻の私的な居住区画に飾るため、ゴッホの「雪のある風景」の貸し出しを要請したが、断られた。

トランプ大統領はゴールド好きで知られる。

 
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